皆様からお寄せ頂いた小型風力発電に関する疑問や質問にお答えします。
 

小型風車とは?


風車直径が約7m以下のもの(受風面積が40m2未満)、
時に出力が1kW未満のものは、マイクロ風車とも呼ばれてます。

 

小型風車を検討するとき注意すべき点は?

(1)設置場所について
風車のまわりに風をさえぎるものがあると性能を発揮できません。
建物の近く、ベランダなどは望ましくありません。
また、台風などを考えると風車の固定方法が風速何mまで耐え得るか
メーカに問い合わせたほうがよいでしょう。

(2)発電性能について
メーカから出ているカタログ性能は風洞実験によるものが多く、
設置したときの自然風による発電量はカタログ値より低下するものが多く、
メーカより自然風による発電データを入手されることをお勧めします。
自然風は風洞と異なり、風向きも変わり風速も(風の息)という言葉も
あるように強くふいたり弱く吹いたりするのが普通です。

 

電源としてどのように使えばよいか。独立電源と切替電源と系統連係とは?

(1)独立電源
発電した電気をバッテリーに一度蓄え、
予め決めておいた電気設備に電力を送るシステムです。
バッテリー電圧が下限設定値より低下したときは電力供給が止まります。

(2)切り替え電源
独立電源はバッテリー電圧が低下すると電力供給が停止しますが、
商用切り替え装置により自動的に商用に切り替えることができます。
しかし注意すべきは必ず停電を伴うことです。極短い時間の停電ですが、
電気設備はいったん停止することになります。

(3)系統連系
電力会社の商用ラインにつなぎ、電気が足りなければ買い、
あまれば売るシステムが可能となります。
家庭用の太陽光システムと同じシステムになり、
全ての電気設備に電力が供給されることになります。
弊社のNWG−4Kがこのシステムに相当し、
また弊社システムはメンテナンスの必要なバッテリー(発電電力用)を
使っていないのでメンテナンス費用がかなり軽減できます。
 

風車に癒しの効果がある?

風は目に見ることができませんが、
風車のプロペラが回転することで風が吹いていることが目で分かります。
風車が発電しているかしていないかを見ることは、自然の
風を意識的に観察するということでもあるので、
癒しの効果があると思う人も少なくないでしょう。
 


小型、マイクロ風車に多いクレーム事例とは?


ユーザー・業者の双方とも、またはいずれかに事前知識がないままに導入してしまい、
クレームを発生させるケースが多いようです。
設置時に屋根・ベランダ等に設置するのに手間のかかる工事が必要となったり、
設置後、音がうるさい・尾翼が折れた・台風時に破損した・振動がする…など、
事前の検討により予想される問題点を明らかにしておき、
万全の準備で導入することが大事です。
 

小型風車の安全性は?

小型風力発電機の設計は、日本工業規格「JIS C 1400-2:小型風力発電システムの
安全基準」に基づいて行われています。この中では、制御機構、保護機構、内部電気、
システム、機械システム支持構造物、基礎及び電気接続器などのサブシステムを含めて、
安全設計思想、品質保証など予防措置に関して規定しています。
 

小型風車の強風対策って何?

風車には、ローター回転数の上限と、その時の風速が設定されています。
このときの風速を越えたとき、ローターが過剰回転となり、
発電過多やブレード破損などの故障を引き起こしてしまいます。
これを防ぐために強風対策が施されます。
 

性能のよい風車とは?

風車の発電性能は各メーカーのカタログ上にあるとおり、
高出力を主に宣伝されています。このようにカタログに掲載されるデータは、
風洞試験や、数値計算によって得たものが大半です。
しかし、風力発電機は自然の風を利用して発電します。
現地に取り付けて稼動させた際、風洞試験や数値計算とは条件が異なり、
出力予想を大きく下回ることが多くあります。
自然風で良く発電することが性能の良い風車です。
 

小型風車のメンテナンスは?

メーカーの提示する点検項目にしたがって実施してください。
また、蓄電池や制御関係部品でも個別にメンテナンスが必要なものもあります。
定期的に継続したメンテナンスなしでは、風車の耐用年数は短くなります。
 

All Rights Reserved, Copyright(C) NIKKO COMPANY 2003 info@e-kaze.biz