皆様からお寄せ頂いた小型風力発電に関する疑問や質問にお答えします。
 

小型風車の設置方法で注意することは?


野球場や、サッカー場などボールや物が飛んで風車の羽根に
当たることが予想される場所は避けて下さい。
風通しの良い、周囲に障害物のない場所を選定してください。
マンションのベランダなどでは、安全性・騒音・風況など
不利な条件が多いので、お勧めできません。

 

大型風車と小型風車は何が違うの?

設置する目的が違います。
小型風車は、各メーカーが競って発電性能の向上に力をいれていますが、
どうしても既存の電源に比べてコストでは太刀打ちできません。
実際にはソーラー照明灯の発電補助や、
モニュメント・教材として導入されるケースが多いようです。
大型風車は売電を目的としています。
導入前に採算が取れるように綿密な調査をし、通常、1年にわたる風況精査、
発電予測シュミレーションにより検討された後、設置されます。
 

小型風車を屋上に設置できるの?

小型風車を屋上に設置する場合、必ずアンカーボルトで梁か、
屋上床面に固定するなどして十分な強度を得られることが条件となります。
また、風車ローターの回転により、振動が風車支柱を伝わって
屋内に居ても耳障りな音が聞こえる場合がありますので、
防振対策も同時に行う必要があり、
地面に設置する場合よりも屋上に設置するほうが難しいとされています。
 


太陽電池との組み合わせは?


国内では、冬場の日照は夏場より減少します。
風は夏場より冬場に強くなる傾向にあります。
従って、季節的に夏と冬とで日照条件と風況条件の優利・不利が
入れ替わるので、1年を通して独立電源として利用する場合には、
風力発電機と太陽光発電を組み合わせて電源とすれば安定した発電が期待でき、
相性が良いとされています。
 

小型風車は何に使えるの?

小型風車の利用事例として、大半のものは太陽光発電と合わせて
屋外夜間照明灯に用いられています。
その他には、山小屋用電源・無線用・広告用LED表示盤・
水中電動ポンプなどの電源として利用できます。
 

国産風車の良い点は?

現在日本で出回っている風力発電機の多くはヨーロッパ・アメリカの
メーカーで製造されています。一般に、欧州と日本の風況を比較した際、
海外では風向は安定し、風速も一定して吹き、風力発電には恵まれた環境にあります。
 一方日本は地形が入り組んでいるために海からの風が遮られたり、
風が乱れたりしてかなか安定した風を得られる場所は少ないのが実際です。
 そこで海外製の風車を日本の風況で用いると、
海外では起こらなかった故障が起きたり、期待した出力が得られないなど、
風況が合わないことに起因する不具合が発生します。
国産風車は日本国内の風況を考慮して作られていますので、
より効率よく発電することが期待できます。
また、万一故障した場合でも対応がスムーズに出来るなどのメリットがあります。
 

小型風車の発電機の仕組みは?

基本的にはモーターの構造と同じです。
モーターは電気を入力して軸の回転を得ますが、
風力発電機では逆に風の力で軸を回し、電気を得ます。
 発電した電気は交流のため、整流して直流に直します。
その後バッテリーに充電するか、または昇圧し、
交流に変換して売電します。
 

小型風車は本当に発電しているの?風車だけで使えるの?

風が吹かないと発電しないので、独立電源として利用するには
不安定な電源であることは確かです。従って風力発電機単体で
用いる場合には利用用途は限定されますが、
太陽光発電と合わせることでより安定した電源として用途は広がります。
 また、風力発電機では多くの機種が専用のパワーコントローラーを
必要としています。パワーコントローラーの種類によっては、
それ自体の待機電力が大きいものもあります。
制御機器の待機電力が大きいバッテリー電源システムの場合、
ソーラーパネルと合わせて用いることが必須条件となりますので
導入前にご確認ください。
 

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